タピオカという言葉の触感
言葉のイメージは、音の性質によってプログラムされていると人口知能研究者で感性アナリストの黒川伊保子氏は言う。言葉の触感は、潜在意識に深く入り込み、イメージを確立するというのだ。
そして人々に好まれる語感とは時代とともに変化するそう。今は夢や癒しがもてはやされた時代を経て、強さが求められる時代に入ったそうな。そんな時代では、息や筋肉が鋭く動き、直線や強さを感じさせるTやK、Pといった音韻の好感度が高くなっていくのだとか。タピオカ🧋にはこれらの音が入っている。
この「自家製でタピる」というエッセイサイト。語感のイメージで見ると一体どんなサイトなのか。一体どんな性質を持ったサイトなのか暴いてやる。って自分が言う!?
・「自家製でタピる」の“じ”
口の中で舌がふっくらと膨らむ「ざ行」の音。豊かで高級感のあるイメージ、育ちの良さを感じさせる。発音したときに口の中に風が起きるため、にぎやかさのあるお茶目なイメージ。確かにお茶目だねぇ。
・「自家製でタピる」の“か”
のどをキュッと絞って発する「か行」の音。息が口の中に強くぶつけられ、素早く駆け抜けるため強さやスピード感抜群。かの音はまっすぐで快活なリーダーのイメージ。快活に書いてるぅ。
・「自家製でタピる」の“せ”
息を舌の上にすべらせて出す「さ行」の音。息をシャワーのように噴出させるので、光が拡散するようなイメージ。中でもせの音はエレガントな知性派のイメージ。エレガントなエッセイだわぁ。
・「自家製でタピる」の“い”
舌の根元から中央に向かって、強い緊張感をつくりながら出す「い」の音。口の奥から前に向かって強く押し出すように発音するため、ひたむきで前のめり一途ながんばり屋のイメージ。一途に書いてるぅ。
・「自家製でタピる」の“で”
上あごに舌をやわらかくぶつけて出す「だ行」の音。振動音が口の中にとどまるので、重く動かないどっしりとしたイメージ。また堂々としてセクシーなイメージもある。セクシーもあるよ。
・「自家製でタピる」の“タ”
舌に息をため、上あごにぶつけて叩き出すように発音する「た行」の音。強いパワーだけでなく、舌の唾液をはがすようなしっとりした粘性も備え、一歩一歩積み重ねるしっかり者のイメージ。たの音はタフなチャレンジャー。タフに毎日書いてるぅ。
・「自家製でタピる」の“ピ”
くっつけた唇を息で破裂させて出す「ぱ行」の音。唇を刺激するので食や成長、繁栄や繁殖のイメージです。イキイキとした生命力を周囲にふりまく、元気はつらつ。光も感じさせる。ピカっと光るエッセイ!
・「自家製でタピる」の“る”
舌を花びらのような形にして、ひらりとひるがえしながら発音する「ら行」の音。華やかさの一方で、口を技巧的に動かして発音するため、知的でスタイリッシュなイメージ。そしてるの音は可憐なはにかみ屋。はにかんでいるところがニクいね〜。
まとめると、お茶目で快活でエレガントかつ一途でセクシーでタフで元気なはにかみエッセイということになる。なんじゃそりゃ!
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