東京五輪中止という共産党の追い風

結論から言うと、東京五輪中止のための都議選ではないのだ。東京五輪があろうと無かろうと都議会議員の任期は４年。その大事な４年間を誰に任すかの都議選なのだ。

でもそんなのどうでもいい。とにかく東京五輪は絶対中止だ。共産党が実現出来るなんて本気で思ってはいないけれど、共産党が躍進すれば、東京五輪開催に反対する都民がこんなにいるんだという意思表示になる。そう思ってしまえば、それも共産党への一票だ。

じゃあ待ってくれ。その大事な投票先である日本共産党がどんな政党か知っているか？日本共産党は〜〜と政治評論家やら有識者やら公明新聞がいくら言及しても、ええい！そんなの知ったこっちゃない！とにかく東京五輪について反対の１票を投じてやるんだ！といったら共産党の躍進だ。

もう共産党はマリオでいったら、東京五輪中止というスターを取った無敵状態なのだ。他の野党も延期という言葉を使って共産党ほどじゃないが、ゆるく東京五輪反対のファイアーマリオ状態だ。

いやもう一回言うけど、東京五輪のための都議選じゃないのだ。でもどこまでそれが通用するか。確かに野党は感染拡大の不安に付け込んでいるが、政府や与党や分科会に専門家と意見バラバラの東京五輪についての発言を見ていたら、そりゃ不安につけ込まれるよ。でももう一回言うけど、東京五輪やるやらないの都議選じゃない。ってか最悪のタイミングの都議選だなぁ。

つーか東京で感染が拡大しているのも人口過密状態で三密スポットが多過ぎるからだ！東京一極集中も全然解消していない。自分が総理だったら、この東京五輪を絶好の機会に都民の強制地方移住を推進したる！ってそんな考えじゃ与党野党関係なく票がもらえないか！人口過密状態の東京のバカ！