JCJKのお味噌汁

エッセイを毎日投稿すると決めてから、投稿した後には自分へのご褒美として、タピオカミルクティーを呑むことが増えた。「自家製でタピる」ってタイトルなんだから、家で作って呑むのが本来の正しい姿なんだろうが。


エッセイを書いて収入を得ている訳でもないのに、わざわざコンビニで普通のジュースより高いタピオカミルクティーを買って呑んでしまう。あのモチモチとした食感を噛みしめながら、エッセイを書き上げた達成感を味わっている。


台湾では、タピオカのような弾力ある食感を Q Qと呼ぶらしい。台湾人はQ Qを好む人が多く、タピオカの食べ方も多彩だそうだ。日本人も昔から団子や大福やお餅やらQ Qは大好きだ。


自分がタピオカミルクティーを呑む時は、だいたい夜ご飯用に買った値引きされた惣菜パンと一緒に呑んでいる。牛乳代わりのようにして。スイーツだと思って呑んではいない。


なんならタピオカはパンのおかずみたいな感じ。牛乳というよりは、具材の入ったお味噌汁のような感じだ。


タピオカって元々はキャッサバという芋から作られたものだし、ミルクティーじゃなくてもお味噌汁にも合うんじゃないかと思って、ネットで“タピオカ 味噌汁”と検索したら、案の定すぐにレシピが出てきた。どうやら美味しいらしい。怖いもの見たさで試してみようか。


もしかして、日本の女子中高生や女子大生に社会人女性も、ホントはお茶としてタピっていたんじゃなく、実はお味噌汁代わりにタピっていたんじゃないか?タピるとホッとするのは、味噌汁を呑んで身体があったまるのと一緒の感覚なんじゃないか。


日本ではお味噌汁が家庭料理の定番として当たり前過ぎて、お味噌汁専門カフェとかが流行っていない。そこで多感な時期のJCJKは、家の朝ご飯を反抗期やダイエットのために拒否しときながら、ホントは内心どこかで、おふくろの味をタピオカミルクティーの中に求めていたんじゃないんだろうか。


そう考えると、行列に並ぶのもインスタにアップするのもTikTokで持って踊るのも、実は親に甘えたい一心なのかもしれない…ってなんそれ!自分の勝手な妄想で、タピるの裏側の郷愁を描いてしまった。


業務スーパーでタピオカ買って自分で作ろうかな。なんならミルクティーも自分で作ろうか。


ちなみに紅茶が大好きなイギリス人の99%が紅茶はミルクティーとして飲むらしい。実は日本のJCJKの中にも英国紳士のスピリッツが宿っていて…

自家製でタピる

誰かとタピるつもりで独り家でタピる🧋 フィルターバブルティー🫧🫖

0コメント

  • 1000 / 1000