歓喜の恋ダンス

星野源と新垣結衣が結婚!日本中が熱狂と歓喜に包まれた瞬間だったのでは?その時、日本列島もきっと大きなハートの形になっていたかもしれない。でもそんなことを言うと、領土問題やらなんやら違う話の発展に突っ込まれるかもしれない。きっと日本だけじゃなくアジアが!いや世界が!いや地球が!大きなハートになったんだ。とにかく最高におめでたいニュースだ!早速、星野源の大ヒット名曲「恋」を鬼リピだ!自分はミーハーだ!ミィーハァァァー!



悲鳴を上げている人も居るだろう。ショックを受けて、今日会社を休んだ人も居るかもしれない。まだ俺たちにはあの女優が居る!とか私たちにはあの俳優やアイドルが居る!とか謎の宣言をしている人も多く現れているだろう。ちなみに自分はそういう存在が3桁ぐらい居るので、全然びくともしないぞ。



そもそも自分は星野源も新垣結衣もどちらのファンでもない。「逃げ恥」を夢中になって観てキュンキュンしまくった一視聴者だ。恋愛ドラマでキュンキュンする時代は90年代で終わったんだと思っていた自分に、30過ぎてもトキメキを与えてくれた神ドラマこそが「逃げ恥」なのだ。



きっと自分と同世代で一部の人間は、90年代に観ていたドラマが将来自分の身に起きると信じて疑わなかった人間だ。でも30代になって、彼女も居ない童貞男子もしくは処女女子になって、恋愛はリア充のものと諦めていた人間にとって「逃げ恥」はセンセーショナルなドラマだったと思う。オレにはみくりが!ワタシには平匡が!とこの世知辛いだけの娑婆世界にも再び希望の光が見えた人が多く居たはずだ。



それから時は経ち、現在「自分ワーキングプアやんけ!」「恋愛結婚SEX騒ぐ以前に金が無いやんけ!」と気付き、再び娑婆世界には暗雲が立ち込め、希望の光は隠れて、もはや来世に期待するしかなくなったのだが。



もうたった一人の人を愛する恋愛の世界を飛び越え、人類全体を愛そうとする駆け出し見習いなんちゃってマザーテレサとなってしまった自分。そんな自分の目に飛び込んだ国民的ビッグカップルの結婚報告。2人の結婚を心から祝福し、街の広場で恋ダンスを踊り出す民衆の姿を優しく微笑んで見守りたい。




それにしても星野源が紅白で「恋」を披露した時に、審査員の新垣結衣にカメラを向けて恋ダンスを引き出したカメラマンは改めて素晴らしい仕事をしたよなぁ。たぶん日本で一番ガッツポーズしながら祝福しているんじゃないか。



自家製でタピる

誰かとタピるつもりで独り家でタピる🧋 フィルターバブルティー🫧🫖

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