プロが認めた味を求めている
テレビを観ていて泣いたことはあるだろうか?ドラマとかドキュメンタリーとかアニメとか芸能人が一所懸命チャレンジするバラエティとか泣く要素のある番組はいっぱいあるだろう。
そんな中、観ていて思わず泣いてしまうのが、土曜日の夜にTBSで放送されている「ジョブチューン」のジャッジ企画だ。毎回熱心に観ている訳じゃない。自分がよく行くコンビニとかそういう回の時ぐらい。そんなたまに観る番組で、堪え切れず泣いてしまう。嬉し涙だったり悔し涙だったり。飲食店で働いた経験も商品開発した経験も無いのに。感情移入しちゃう。
会社を背負って出演している偉い担当者の方々数名と対峙する一流のプロの料理人7名。一口食べた後の様子はどんなドラマや映画よりも胸に迫るものがある。頭を抱える料理人。その様子に戦々恐々とする会社側の人間。合格か不合格か?一品の料理が美味しいか美味しくないか。たったそれだけのことのようにも思えるが、これは命と命を賭けた真剣勝負そのものだ。一品の今後の命運が決まってしまうのだから。
そんな激しい死闘を繰り広げたプロが認める絶品の味。思わず食べたくなるのは至極当然のことだろう。コンビニで探して、食べた時の美味しさの感激ったらもう!インスタに載せてみたり。皆にもお勧めしたり。
ジョブチューンのジャッジ企画だけじゃなく、同局のラヴィットで紹介されたプロが選ぶ本当に美味しい〇〇も参考にしている。プロが選んだ食パンランキング1位のヤマザキの超芳醇と2位のフジパンの本仕込みは、新しく我が家の食品ラインナップに加わったばかりだ。
今日も買い物の度にプロが認めた味を探し求めている。おかげで美味しい出会いが多くなった。その代わり、冒険するのが前より慎重になった。なんなら一口食べた後、考え込んで天を仰ぎ見る一流料理人もどきになってしまった。誰も自分のジャッジなんか参考にしようとしていないのに、合格か不合格かどっちの札を上げようか悩んでいる自分がいる。
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