屁みたいなもの
内閣参謀参与の高橋洋一氏が辞任した。なんでも今までの不適切な発言を投稿したことの責任を取り、これ以上迷惑をかけられないとかなんちゃらかんちゃら。
日本の感染状況を「さざ波」と表現した発言や「これで五輪中止とかいうと笑笑」という発言に対して、ここではあえて言わない。問題は直近の発言である「屁みたいなもの」についてである。
結論から言うと高橋洋一は屁を小馬鹿にしている。屁の威力を舐めているのだ。たぶん全日本放屁協会的な団体からも長文の抗議の文書が送られてきたはずだ。
普通の人間の感覚なら分かるだろう。三密状態で屁をこいた時の危険性が。屁の濃度によってはたちまち甚大な被害となる。しかもコロナ禍だ。マスクを外して咳き込めば、たちまち無防備な姿を晒してしまう。そういった危機管理の想像力が働かなかったことが、露呈してしまったのは非常に残念だ。
自分は通教大学時代の先輩に屁をこかれたことがある。場所は先輩が運転する車の中。今まで嗅いだことの無い種類に度肝を抜かれた。今までの自分の屁の匂いの想像の範囲を超えてきたからだ。これは日本人が出すタイプの屁じゃないと推測した。きっとフレンチレストランで働いているから、普段から自分達と食べているものが違くて、こんなに屁が臭いのか。いや臭いを通り越してもはや苦かった。目から涙も出た。今んとこ自分の中で断トツのワースト1位の屁だ。
高橋洋一はこのような今まで臭い屁に出会って来なかったのか?よっぽど周囲の人間の腸内環境が良かったのか、嗅覚が鈍感なのか。多忙な中で屁の脅威を忘れていたというのもあるかもしれない。それはある意味幸せなことなのかもしれない。
自分の屁は果たして好きな人に受け入れられるのだろうか。なんでも田代まさしは奥さんの前で屁がこけず、屁をしたい時はトイレでしていたらしい。自由に屁をこけないストレスがどれほどのものか田代まさしの転落っぷりを見れば分かるはずだ。
だから屁みたいなものと決して侮った表現はしないで欲しい。屁を武器にハリウッドで稼いでいる日本人の芸人だっている。屁ひとつ取っても人生いろいろ!オナラもいろいろ!by小泉純一郎みたいなもの
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