紅白歌手をM-1のようにガチ採点してみた
毎年テレビで欠かさず、リアルタイムで最初から最後まで観ているほどNHK紅白合戦に対しては熱い想いがある自分なんですが、
今回はリアルタイムではなくNHKプラスで、最初から最後まで観ながら紅白歌手の歌唱終了後にM-1のように採点してみました。
特別企画の歌手を含め順番通りに採点したので、最後の紅白総評も含めご覧ください。
1番 LiSA『明け星』 87点
トップバッターはLiSA。OP映像終わってすぐのスタートでした。自分の感想としては、レコ大の時よりも良いパフォーマンスをしていると思いました。ただ『紅蓮華』や『炎』と比べると楽曲自体の力はどうしても弱く感じてしまいました。もうちょっと盛り上がるアップテンポな楽曲を持った歌手の方が良かったのでは。ただ知名度でいえばこれ以上最適な歌手もいませんが。
2番 郷ひろみ『2億4千万の瞳-エキゾチックジャパン-』 89点
毎年観ているいつもの紅白だと思えるような楽曲。そして演出。安心する反面マンネリにも感じます。ただ会場を沸かせるということを考えればとても大事な楽曲ですね。そして世代を超えて皆が知っている大ヒット曲というのも大きいですね。
3番 DISH『猫』 89点
いくらなんでも出番が早すぎませんか。しかも歌唱時間が短い。それに加えて4人の肩が盛り上がった衣装にも違和感を感じました。せっかくの初出場で、カラオケでも人気のある楽曲なのに、紅白演出家のDISHへのこの扱いは非常に残念です。
4番 NiziU『Take a picture』 92点
会場を変え渋谷のNHKのスタジオから、バックに渋谷の街が映る映像演出でパフォーマンスを披露したNiziU。2021年のヒット曲でもあり、場を華やかに魅せる歌とダンスでとっても良かったです。このタイミングで出るのも歌唱時間もちょうど良かったですね。
5番 山内惠介『有楽町で逢いましょう』 79点
今回の自分の採点で唯一の70点台です。せっかくNiziUが作った期待感をここでぶち壊すとても悪い流れの采配でした。山内惠介に歌わすのならオリジナルのフランク永井の映像を短い時間で差し込む方が遥かに良かったと思います。今年山内惠介が紅白に出場出来るとは思いませんが、山内惠介自体は歌手としても人柄も最高です。全部悪いのは、紅白歌手に他人の曲を歌わせるNHK側の演出。
6番 櫻坂46『流れ弾』 84点
ここに来て山内惠介直後の『流れ弾』は意味が分かりません。曲順の流れが悪過ぎます。かなり攻めた内容の歌詞も悪目立ちしたように感じました。元々メンバーの顔が見えづらいダンスですが、他の音楽番組に比べても圧倒的にメンバーの顔が映りませんでした。紅白の演出家は何を考えていたんでしょうか。
特別企画 YOASOBIwithミドリーズ『ツバメ』 91点
櫻坂46の『流れ弾』の後は、川口春奈のSDGs企画。歌合戦といいながら歌が流れていない長い時間のVTR。ハチャメチャです。気持ちが萎えた後でのYOASOBIのイクラちゃんの歌声はまるで清涼剤のようでした。
7番 Awesome City Club『勿忘』 94点
とっても良かったです!ステージ後ろの映像演出もカメラワークも本人達のパフォーマンスも全部最高でした!もっと良い流れでバトンタッチ出来ていたなら更に点数は上がっていたと思います。
8番 GENERATIONS『Make Me Better』 85点
Awesome City Clubの後で良い流れが出来て、一見ダンスも歌もよく見えるのですが、他のダンス&ボーカルグループ例えばJO1でも良いのではと思うパフォーマンスで、特筆するものを何も感じませんでした。このままヒット曲もないまま次回の紅白も出場するんでしょうか。メンバー一人一人のキャラは好きな方なんですが。
9番 日向坂46『君しか勝たん』 92点
途中で衣装が変わる華やかな演出で、メンバー一人一人の顔もカメラで抜かれ、日向坂らしい明るく楽しいハッピーオーラ溢れるパフォーマンスで良かったです。ここに小坂菜緒の姿がないのがちょっと残念です。
10番 純烈『君がそばにいるから』 92点
こちらも純烈らしくサービス精神溢れるコロナ禍を表現したユニークなパフォーマンスでとっても良かったです。会場を広く使うパフォーマンスする歌手としても純烈ならほっこりしますね。歴代の紅白の良い部分を見事に継承しています。
11番 SixTONES『マスカラ』 91点
朝ドラ「カムカムエブリバディ」に出演していたメンバーの松村北斗と司会の大泉洋のほっこりするトークの流れから、カッコよくてセクシーなSixTONESのパフォーマンス。歌い方にも熱が入っていてとっても良かったです。ただちょっとシンプル過ぎるステージで、それはそれで良いのかもしれませんが、もうちょっと何かしら演出があっても良かったかもしれません。
12番 天童よしみ『あんたの花道〜ブラバンSP〜』 89点
この楽曲ももはや紅白の定番楽曲で比較的安心して観れます。ただ曲順がこれで良かったかというと疑問の残るところ。ブラバンとのコラボも良いのですが、もっと良い順番で観たかったです。例えばSDGs企画の前後とかBUMP OF CHICKENの前後とか。
13番 KAT-TUN 『Real Face #2』 91点
期待以上に素晴らしいパフォーマンスでした。これだったら2部の後半の歌ばっかりの退屈な流れのところにKAT-TUNを持って来た方が更に効果的に魅了してくれたと思います。この順番でKAT-TUNを投入するのは勿体無いですね。歌唱時間ももうちょっと長くても良かったです。
14番 上白石萌音『夜明けを口ずさめたら』 97点
なぜ同じ「カムカムエブリバディ」の出演者がいるSixTONESの後じゃないのかは謎ですが、第一声を聴いてすぐ素直にすごく良いと感じました。まるで去年のM-1のオズワルドのような爆発ぶりです。きっとどの出番でも前の影響を受けることなく最高の歌唱力を発揮するでしょう。出来れば来年もまた紅白の舞台で歌を披露して欲しいです。
15番 King & Prince『恋振る月夜に君想ふ』 91点
メンバーの平野紫耀が出演する映画の主題歌であり、その年の大ヒット曲で、自分も好きな楽曲です。上白石萌音の後じゃなければ、もっと高く点数を付けていたと思います。歌唱終了後にはメンバーの永瀬廉と審査員の清原伽耶、坂口健太郎と「おかえりモネ」話が。NHK紅白だから仕方ないのですが、朝ドラの話や大河ドラマの話を何度も挟むのは正直どうかと思いました。いっぺんにまとめてもらった方が歌番組として遥かに見やすいのですが。
16番 milet『Fly High』 93点
この歌自体は数あるmiletの歌の中でも個人的にあまりパッとしない印象の歌なのですが、紅白の舞台では光り輝いて映っていました。確かな歌唱力に、素敵な衣装に、高い所に立つステージとどれも良かったです。
17番 まふまふ『命に嫌われている。』99点
度肝を抜かれました!圧巻の全身全霊のパフォーマンス。衝撃を受け、ストレートに感動しました!バックの映像演出も含め超絶最高神がかり!今回紅白初出場の歌手の中では断トツで良かったです!今回まふまふを選んだのは大正解でしたね。ちなみに櫻坂46がまふまふの後だったらもっと点数高くなる流れでした。
18番 水森かおり『いい日旅立ち』 98点
正直なところ山内惠介同様、他人の楽曲を歌うので期待はしていなかったので、大きく裏切られました!日本全国各地の映像の美しさ、そこに映る水森かおりと水森かおりの確かな歌声全てが『いい日旅立ち』という歌の世界観を遺憾なく発揮されており、まふまふの全身全霊のパフォーマンスの後でも流石のステージでした。文句無しの高得点です。
19番 SnowMan『 D. D』 94点
前回の不出場のリベンジを果たす素晴らしいステージでした。他の出場ジャニーズとパフォーマンス的にはそんなに大差は無いのですが、この『 D. D』という楽曲、ジャニーズの枠を超えて歴代男性ダンスボーカルグループの中でも上位に入るぐらいスゴい楽曲だと思います。メチャクチャカッコいい!もちろん次回もSixTONESやキンプリらと共にヒット曲出して紅白に出場して欲しいですね。
特別企画 松平健『マツケンサンバ』 100点
文句無しに優勝でしょう🏆劇団ひとりの演出とのコラボでコレが観たかったんだよという超最高のパフォーマンスでした!またこの皆で豪華絢爛に踊るという姿もこれぞ紅白の真骨頂という素晴らしいステージ。一部を締め括るのにこれ以上の演出は無いですね。ぶっちゃけここだけ観ても十分大満足だと思います。
特別企画 LiSA『炎』 95点
やっぱり観たかったのはこれですよね。テレビでようやく初めて劇場版の「鬼滅の刃」を観て、LiSAの『炎』の良さを再確認出来た後の紅白の『炎』だったので良かったです。まぁ色んな人がテレビで歌いまくっているのを観てちょっと飽きているのもあるんですがね。
特別企画 高橋洋子『残酷な天使のテーゼ』 100点
マツケンサンバで既に100点を付けてしまったのですが、司会陣のアニメ「エヴァンゲリオン」とのコラボコントも含めて、第2部を盛り上げるのに文句無しに最高でした!ドラクエ、鬼滅という流れを受けてここでの高橋洋子の『残酷な天使のテーゼ』は神コンボですね。完璧に参りました。紅白サイコー!でもここが最後のピークでしょ?って思っちゃいますよね。
20番 AI『アルデバラン』 99点
ここで涙腺大爆発です。AIの歌声、ドラマと同じOPの映像、シンプルで好感の持てるカメラワーク、深々と心の奥に降り積もる歌詞、ドラマの回想シーンで気付いたら嗚咽寸前でヒックヒックしながら泣いて観てました。ただ朝ドラ興味無い人とかは「カムカムエブリバディ」の紹介VTRでチャンネルを変えちゃうのかなぁと思いました。朝ドラのオープニングで聴いている以上の紅白の『アルデバラン』の破壊力にすっかりやられてしまいました。
21番 関ジャニ∞『RE:LIVE』 90点
AIの後なので、全く期待していませんがそんなに悪く無かったです。歌も聴きやすかったです。今回出場のジャニーズグループの中では最多出場ということもあり落ち着いていて安定感もありました。ただ嵐も活動休止した今、このグループは一体いつまで続けてそしてまた今年も紅白に出場するんでしょうか。
22番 BiSH『プロミスザスター』 90点
今回の紅白出場者の中で一番緊張していたパフォーマンスをしていたんじゃないんでしょうか。声が上ずっていて、自分が今まで観てきた色んな音楽番組の『プロミスザスター』と見比べても緊張の度合いが半端ないように見えました。それでも好きな楽曲なのでちょっと気持ち甘めに90点ですが、もし好きじゃなくて冷静に観たらもっと点数を低く付けたかもしれません。
23番 三山ひろし『浮世傘~第5回 けん玉世界記録への道~』 96点
このけん玉記録を批判する人も居ますが、自分は毎回このけん玉企画を高く評価しています。歴代の紅白を観ても歌の途中で何かやる歌手は必ず居ましたし、演歌とけん玉という日本のエンタメ二刀流で毎回大晦日のステージを盛り上げるのは賞賛するに値すると自分は思います。今回はぺこぱも加わり、更にM-1風の演出で、東京フォーラムの会場の広さを十分に見せながら、それでいて歌も耳に入ってきやすく更にその上ギネス記録達成ですよ。これは文句無しに高得点です。来年以降も紅白名物としてどんどんやっちゃいましょう。
24番 平井大『Stand by me, Stand by you.』 88点
100%曲の順番が悪いです。けん玉の後に平井大の紹介VTRと良い感じのラヴソング。めっちゃ相性悪いです。歌自体が悪い訳じゃないのですが、けん玉の後はどの楽曲が来ても厳しいと思います。鈴木雅之の『め組のひと 2021紅白ver.』だったらまだ良かったかもしれません。
特別企画 ケツメイシ『ライフイズビューティフル』 97点
平井大の流れを受けてからの紅白初出場のケツメイシ。観客に向かっての話も含めてとてもスゴく良かったです。『ライフイズビューティフル』というとM-1の錦鯉を思い出すのでが、その錦鯉の人生も重ね合わせて歌詞が染み込んで、ケツメイシの人柄も合わせて本当良かったですね。しみじみ。
25番 perfume『ポリゴンウェイブ』91点
もう14回も出場しているperfume。ここ何年かは過去曲が多くて、もう頼むから紅白卒業してくれと思って観ていました。久々のその年の楽曲で映像演出も相まってそんなに悪くはなかったです。ただもう関ジャニ∞もperfumeも紅白卒業して後進に道を譲ったって良いんじゃないんでしょうか。
26番 millennium parade × Belle (中村佳穂)『U』 92点
テレビ初歌唱という楽曲のパフォーマンスは良かったのですが、この順番はあまりにも中途半端な出番でしたね。個人的には、この辺りからだんだん集中力を維持するのにも疲れが出てきて、もっと早くに観たかったなぁと思いました。派手な映像演出が2つ続いたというのもあまり良く無かったかもです。
27番 宮本浩次『夜明けのうた』 96点
宮本浩次の歌はすっごく良いですね。東京湾の船上からの歌唱と『夜明けのうた』の歌詞が見事にマッチしていて、水森かおりに続いてこちらも最高のロケーションに最高のパフォーマンスでした。個人的には一生紅白に出続けて欲しい歌手です。とにかく歌っている姿が誰よりも愛しく感じる歌手です。
28番 乃木坂46『きっかけ』 98点
AIに続き2度目の涙腺大爆発です。5年前のアルバム曲ですよ。世間的には別に有名な曲でも無いんですよ。それなのにイントロのメロディーから、生ちゃんのピアノ演奏から
、まずは一期生だけが出てきての歌唱から、バックスクリーンに映る今までの乃木坂の活動の映像から、もう涙腺回避なんか出来ませんよ!歴代の乃木坂の紅白演出の中では断トツで完全にこれぞ乃木坂というステージでもうとんでもなく最高に良かったです。またこの『きっかけ』の歌詞と乃木坂ちゃんの歌唱がもう…涙腺がもう…生ちゃん卒業おめでとう。
特別企画 細川たかし『望郷じょんから』『北酒場』 100点
紅白のステージを私物化(良い意味で)した乃木坂の余韻を吹き飛ばすには最高過ぎました。しかも代表曲を2曲も!更には司会で同郷の大泉洋を呼んで一緒に熱唱!「テレビの前の皆さんもご一緒に!」って『北酒場』だから説得力あって言えるんですよ!最後に「紅白サイコー!」なんて言っちゃう細川たかし。もう100点あげない訳にはいきません!
29番 坂本冬美『夜桜お七』 100点
細川たかしの後の坂本冬美の『夜桜お七』は特に年配者の紅白視聴者なら最高の流れでしょう!しかも白い着物で儚げに力強く歌いながらの後ろの映像技術がこれまたスゴいと来たもんだ!あぁこりゃ!全国民を飛び越えて全人類に見せたい日本の最高神演出ですよ!あぁこりゃ!特別企画を除けば通常の紅白歌手で唯一の100点満点です。とまぁここまで来ると、特別企画の歌手と通常の歌手の違いってなんなんでしょうかね。ちなみにこれ以降100点満点の歌手は現れません。
30番 藤井風『きらり』 96点
細川たかし、坂本冬美の紅白最強打線の後だったのですが、まぁそれでも藤井風は最強の若き実力者ですね。『きらり』の歌唱から紅白のステージにサプライズ登場のピアノ演奏の『燃えよ』もメチャクチャ良かったです。歌唱終了後のトークを聴いていると同じ岡山出身の千鳥大悟を彷彿とさせるような佇まいですね。若き大物といった感じです。
31番 YOASOBI『群青』 95点
前回のインパクトや今回2度目の登場、サプライズ藤井風の登場の後、また他にも大ヒット曲『怪物』や話題のCM曲『三原色』も聴きたかったなぁとか色んなこと思ってもやっぱりYOASOBIはすっごく良い!これに尽きます。イクラちゃんがエスカレーターで降りてゆく演出から皆揃っての熱唱も良きでした。
32番 鈴木雅之『め組のひと 2021紅白ver.』 95点
もうここまで来ると正直お腹いっぱいなんですが、名曲『ランナウェイ』をちょい熱唱後の『め組のひと』はまた別腹ですね。個人的にはこの後に薬師丸ひろ子が来れば最高の流れだったんですけどね。審査員もポーズ取っていて会場も盛り上がって良い感じでしたね。
33番 ゆず『虹』 96点
紅白2部後半の顔としてすっかり安定しているゆず。『虹』という楽曲のタイトルも今回の紅白のテーマ「カラフル」に合っていますね。フラワーアレンジメイトの演出も相まって文句無しに良かったです。ホント素晴らしい名曲ですよね。というかここで終わるのが一番気持ち良くないですか?
この後もまだ続くの?って感じです。とにかく2部は一曲の時間が長過ぎる💢面白い企画も無い💢しっとりとした楽曲が多過ぎる💢もう流石にここまでくるとぐったり疲れてきました。
34番 星野源『不思議』 90点
もういいよ!眠いよ!っていうか眠っちまいそうな楽曲と歌声だな!この主題歌の川口春奈のドラマ観なかったけど面白かったのかよ!っていうか関ジャニ∞の丸山も同ドラマに出ていたんだからコメントさせたれよ!とにかく眠いよ!星野源の声はつくづく良い声だなぁ。まったく。
35番 あいみょん『愛を知るまでは』 90点
だから眠いって!なんだこれも確かTBSのドラマの主題歌だったはずだな。何のドラマか思い出せねぇよ!っていうかあいみょんの前後でDISHに『猫』を長尺で歌わせろよ!それにしてもあいみょんつくづく良い声だなぁ。まったく。
36番 BUMP OF CHICKEN『なないろ』 96点
「おかえりモネ」だぁ。うわぁ。自分があまりハマらなかったドラマだぁ。でも1曲目『天体観測』だ嬉しい。同じレーベルのミスチルよ観たか?後輩はちゃんと紅白の舞台で自分達の大ヒット曲を歌っているぞ。見習えミスチル!と思ったらドラマのメンバーの演奏シーンだ。うわぁ。正直すぐに『なないろ』聴かせて欲しかった。バンプに集中したかった。気仙沼の海をバックに『なないろ』だ!おい!観てるか!スピッツ!バンプはちゃんと紅白の舞台で朝ドラ主題歌を歌ったぞ!スピッツも観たかったよ。BUMP OF CHICKEN最高だったよ。これからもまた良い歌作ってね。
特別企画 さだまさし『道化師のソネット』 98点
大変素晴らしい名曲なんですが、別会場で大勢の人がペンライト降っている中、頭上から小さく映るさだまさしにどこか違和感を感じました。ずっとアップで歌っている姿だったら100点満点なんですけどね。それだけカメラワークの演出って大事なんですよ。それにしてもさだまさし含め長崎の人って若々しくてパワーがある人多いですよね。
37番 東京事変『緑酒』 84点
自分の採点では、第2部で一番の最低点です。東京事変は明らかに楽曲じゃなくてなんとなくの存在感だけで毎年紅白に出てきていませんか?こういう大衆向けヒット曲は無いのにやたらカリスマ的人気あるタイプの歌手が一番苦手です。もう紅白で観たいとは思わないのですが、また来年も謎に存在感たっぷりの感じで紅白に出るんでしょうか?今回の楽曲披露も紙吹雪って必要でした?
38番 薬師丸ひろ子『Woman“Wの悲劇”より』 91点
薬師丸ひろ子の歌声も良く、オーケストラも星空の映像演出も良かったのですが、すでにお腹いっぱいです。もう少し出番早くても良かったです。歌詞に出てくる寝顔を見させたい気分です。
39番 石川さゆり『津軽海峡・冬景色』 98点
最初はMIYABIのギター演奏で、KREVAと一緒に『火事と喧嘩は江戸の華』を歌っていましたね。もうお腹いっぱいです。インパクトはありましたが、早く定番の『津軽海峡・冬景色』を歌って観ているこちらを安心させて欲しかったです。ただ今回の出場者の中で一番最多の44回出ているだけあって終始圧巻のステージでしたね。
40番 氷川きよし『歌は我が命』 91点
あえて辛口で言わせてもらうならば、正直期待外れですね。かといって21年の自身の楽曲を歌ってもどっこいどっこいの点数だったと思います。まぁこの歌の歌詞は良いし、氷川きよしの衣装も熱唱も良いのですが、全体的にパッとしませんでした。美空ひばりの数ある楽曲の中でもこの楽曲があまり歌い継がれてこなかったのもなんとなく分かる気がしました。
41番 布袋寅泰『さらば青春の光 <紅白SP>』 97点
ここまでほぼずっと休まずにNHKプラスで観続けてきて疲労困憊の自分の目に映る布袋寅泰がヒーローもしくは救世主のように見えました。東京パラリンピック開会式でも披露した映画「キル・ビル」のテーマ『ATTLE WITHOUT HONOR OR HUMANITY』のギターソロに『さらば青春の光』のバンド形式の披露ととってもカッコ良かったです。皆に向けてのメッセージも非常に良かったですね。
42番 福山雅治『道標 ~紅白2021ver.~』 90点
この楽曲も以前紅白で披露していたらしいんですが、思い出せず、今回改めて聴いてみてもいまいちピンと来ませんでした。福山なんて沢山ヒット曲あるのに、わざわざトリでこれ歌うんですね。自分にはあんまり。
43番 MISIA『明日へ 2021』 91点
藤井風が出てこなかったら89点でした。とにかくこの歌もいかにも最後に相応しいって感じの楽曲でした。ただ個人的にはこれも福山雅治同様いまいちピンと来ませんでした。藤井風のピアノ演奏で歌えて良かったですね。
総評 もう企画を増やして企画メインの紅白にしたら
企画は特に文句無し。なんなら第2部にもっと企画をドンドン入れちゃってください。GENERATIONS、山内惠介、関ジャニ∞、perfume、東京事変なんかはもう紅白を卒業してもらっても良いのではないかと個人的には思います。
とここまでNHKプラスを観て感想を書くのに丸一日かかってしまいました。メチャクチャキツかったです。
0コメント